視差に頼ることにする [お絵かき日記]
しばらく頑張ってみた結果、ようやくわかりました。
俺様の腕では、細くて綺麗な線をすいんすいん引くのは無理だ。どう頑張っても無理だ。細いけど抑揚のない線ならなんとかなるが。
方針を変えます。視差に頼るのです。今細いところをそれ以上綺麗に細くするのはやめます。残りを太くするのです。おそらく、視差の具合で、細く見えるところができるはずです。……たぶん……。
でもよく考えてみたら、線の太さ細さがどうだこうだと言う前に、どこに線を引くかってことがもっと重要なのでは…。下書きする意味全然ないような明後日の方に入っちゃうペン入れ、何とかならないですか…。描き始めにどうにか目指すポイントに当たってもどんどん逸れていく線、何とかならないですか…。
えい!この手が!この手が!ピシ!ピシ!
ニュー・ペン軸と墨汁 [お絵かき日記]
自分改造計画を粛々と。
第一弾として原稿用紙を変えました。何となく線を引くのが上手くなったような気がしました。印刷された物を見ると、錯覚というか、白い紙の錯視効果だったことが判明したのですが。相変わらず活版大好き原稿やんけ、自分。オフセットに耐えてないやんけ、自分。
第二弾として、Bちゃんにもらった漫画用墨汁と、ペン軸を導入しました。
私は極端にペンや鉛筆の下の方を持って描く癖があって、つけペンだと、ペン軸に刺さっているペンの部分を持って描くくらいで。そういうわけでカブラペンしか使えないんですが。しかも、ペンの切れ込みに対して横向きに(普通は縦に引いてくるはず…)しか描けないんですが。これでは波線しか描けないんであります。ペン先が紙に接している部分は直線ですが、インクだけが紙に当たる部分が波線なんであります。手がつかれているときには、ペン先が接している部分さえ細かくフリルの入った線になるんであります。
これを直すのです。Bちゃんにもらったペン軸はペン先のホールド感がしっかりしているので描いている途中でペン先がペン軸から揺れないのがいいです。ちゃんと三本の指で教科書通りの握り方でペン軸の所定の位置を握り、手前に引いてくるように線を引きます。
………引けません……うおおおん……でもがんばります。俺、がんばるよお父ちゃん。
俺のパパは書道を教えたりしていたのに…遺伝子なんてうそっぱちだい…と嘆きつつ、もしかしたら来月か再来月当たり、当社比でちょっとは生まれ変われているかもしれません…だといいな…。